前回の記事で書いた通り、失敗だらけだった2022年3月のファミリーキャンプデビュー戦。
↑ここに書ききれなかった思い出も、せっかくなので書き残しておきたいと思います。
デビュー戦らしかぬ準備物
心配性で、色々調べたくなってしまうタチの私。
今振り返ると、キャンプデビュー戦でよくこれに手を出したな…と思うものがいくつかあります。
ポータブル電源
これは前回も書きましたが、3月のキャンプデビューで電気毛布を使うため、Jackeryポータブル電源400を購入しました。
25％OFFクーポンを利用して33,600円です。
みんな大好きな合言葉「防災用品にもなる」←これで夫も賛成し、思い切って購入しました。
寒さ対策のための手作り簡易テントスカート
「冬キャンプ ストーブなし 対策」などで検索し、たどり着いたこの情報。
テントのスカートです。
↓当時、実際に参考にさせてもらったブログです。（ブクマに残ってた）
Colemanのタフスクリーン2ルームハウス/MDXは、寝室部分にはスカートがついていません。
その隙間から冷気が入り込むのを防ぐため、シルバーシート（グリーンシート）で簡易スカートを自作するというもの。
サイズを調べてグリーンシートを購入して、ハサミで切って（切りっぱなし）、ダブルクリップで留めるだけ。
どこまで効果があったか分かりませんが、雨も降っていたし、それなりに役立ったのかな？？
低コスト＆少しの手間でできることは、やってみたくなってしまうんですよね。
写真が残っていないのが残念(:_;)
一酸化炭素チェッカー
2017年に発生した2ルームテント内での一酸化炭素による中毒ご存じでしょうか？
参考リンク https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/injuryalert/0083.pdf
色々調べている過程でこれを目にし、心配性な私は一酸化炭素チェッカーを２つ購入しました。
炭火BBQもしないし石油・ガスストーブも使わないけど、焚き火はするしカセットコンロも使うし、子ども達の安全のために…と思い。
結局、テント内でカセットコンロを使うことも、テント出入口付近で焚き火をすることもなく…何より現地で一酸化炭素チェッカーを出す余裕もなく、使わずじまいに終わりました。
車への積載リハーサル
実は我が家はレンタカーキャンパー。
この時はトヨタのシエンタを借りる予定だったのですが、荷物が全て載るか不安で、事前にリハーサルをしたのです。
荷室のサイズを調べて、実際に持って行く荷物を積み上げてみます。
写真におさめて、積んでいく順番も記録しておく入念さ…
こんなに用心深いのに、なぜ3月にキャンプの「練習」に行ったんだ…？？？
不安と興奮で眠れない前夜
皆さん、初めてのキャンプ前夜のことを覚えていますか？
私は傘マークで埋め尽くされている天気予報とにらめっこしながら、忘れ物がないように入念に準備していました。
やっぱりあの道具も持って行った方がいいのではないか？朝アレを忘れないようにしないと…とあれこれ気になって熟睡できず・・・
そして朝起きると、天気予報が午前中はくもりに変わっている！
「よし！アーリーチェックインして、雨が降らないうちに急いで設営してしまおう！」と全力で頑張るのですが・・・
夢でした！夢の中でチェックインしてました…
夢から覚めて天気予報を確認すると、午前も午後もガッツリ雨…！( ;∀;)
まだオムツの２歳児のエピソード
このエピソードはキャンプには直接関係なく、オムツネタです。
お食事中の方はここをクリック（タップ）してスキップしてください。
子ども達３人とレストランで遅めの昼食を
タープとテントが設営できたところで、夫が
ヒバリは子ども達とレストランで昼飯食べてきて！あとはオレがやっておくから！
と言ってくれました。
残りの荷運び（雨の中のキャリーワゴン３往復）は夫に任せます。
私は傘をさしながら、２歳の末娘が転ばないように ＆ 水たまりで遊ばないように手を引いて歩いてレストランへ。
末娘が好きなうどんを注文して、とりわけながら食べさせます。
↑この写真を撮った直後に事件発生。
乳幼児あるある。食べたら出る。末娘が催し始めてしまいました。
しまった！！オムツポーチは車の中だ…
夫にヘルプ電話
オムツポーチはまだ車の中にあるか？それとももうテントに運び込まれているか？
どのみち車の鍵を持っているのは夫なので、夫のスマホに電話しますが、やはり出ない…（基本的に夫はオールウェイズ電話もメールも気付かない人）
長女はまだ食べ終わっていない…
２歳の末娘までレストランに残して、私１人でキャンプサイトに取りに戻ることはできません。
カッパを着て傘を差しながら末娘の手を引いて、またえっちらおっちらテントまで戻るしかないのか？？（大人の足なら5分程度の距離ですが、長靴の2歳児と歩くと15分近くかかります）
そうだ！売店に売っているかもしれない！！見に行ってみよう！！
売店へ
末娘を連れて売店へ行きますが、オムツは見当たらず…
店員さんにも聞いてみますが「置いてないですね。」とのこと。
しかし、ダ○ソーの店員さんとは違い
サイズはいくつですか？私の私物なんですけど、もしかしたら鞄に子供のオムツの予備が入っているかもしれないので、ちょっと見てきますね。
なんてご親切な！！！ありがとうございます！！
しかし、残念ながらありませんでした。
もう一回夫に電話してみます。
出ません。
どうしよう・・・
とりあえず末娘をトイレへ連れて行って、トイレットペーパーで応急処置をして、レストランの会計を済ませてテントに戻ろう。
・・・と、そんなこんなでトイレでオムツを覗いてみれば、処理しやすい形状！
これなら余裕！応急処置で一旦ひと段落したのでした。
覚えていますか…？私はこの時キャンプ中です。
倒壊したヘキサタープ
私と子ども達が昼食をとったレストランの窓から、風雨の中、タープの手直しをしている夫の姿が遠くに見えました。
※ちなみに、この時夫は長靴がない＆カッパのズボンが見つからず、スニーカーも靴下もズボンもビショ濡れです。
見て。お父さん、雨の中１人で頑張ってくれてるわ。差し入れ買って戻ろうか。
その姿を見た長女も「私もお小遣いでお父さんに何か買う！」と言ったほど。
そして売店で地ビールなどを買い、またえっちらおっちら歩いてテントサイトまで戻りました。
そこで目に入ったものは…
半壊して風でバタバタしているヘキサタープでした。
夫の姿はありません。（たしか買い出し行っていたはず…）
子ども達をテントの中に入れて、私１人でタープを直そうとしましたが、風も強く地面もだいぶぬかるんでいてペグが抜けたあとがあります。
「こりゃダメだ…またすぐ壊れる」と思い、タープ全体を片付け始めます。
そこに夫が帰着。
雨の中１人で苦労して立てたタープを私が片付けている様子を見て、夫はえらいショックだったそうです（笑）
ちなみに、翌日雨が落ち着いたタイミングで再度タープを立てました。
子ども達の就寝後に夫婦２人で交わした会話
初日の夜は雨で焚き火をするどころではなかったので、これは2日目の夜の話。
子ども達を寝かせた後、夫婦２人だけで焚き火を囲みました。
確か夫は「色々大変だったけど、楽しかったね」というような内容を話し始めたはず…
でも、末娘の寝かしつけで寝落ちしかけて、寝袋から這い出してきた私はだいぶぐったりしていました。
「道具とか持ち物とか、どんなものがどこにあるかもうちょっと把握してもらわないと、私１人ではやりきれない…私は末娘のお世話で手一杯だよ…(=_=)」と沈んだトーンで返した記憶があります（笑）
これが多分、キャンプを主動するのが夫、子どものお世話は妻メイン、であれば適度な役割分担ができてバランスがとれるのだと思います。
しかし我が家では、キャンプを主動しているのは私。末娘のお世話はとにかくママ（私）！
一番のんびり過ごせるはずのキャンプ中日も、私は末娘のお世話で忙しかったんですよね。（ま、2歳だから当然なんですが）
そんな中、何かと夫は見当違いな場所を漁りながら「○○持ってきてないの？」と聞いてくるので、私も疲弊してしまったんですね…
隣にテント設営したファミリーの熟練の技
2泊3日のキャンプの2日目。時々小雨は降るものの、フリーサイトはたくさんのファミリーでにぎわっていました。
特に私たちの隣にテントを設営したファミリーが、とてもキャンプ慣れしている様子だったのが強く印象に残っています。
圧倒的な余裕をみせつける撤収
これは以前、Ｘでポストしたことがあるんですが、私たちが「チェックアウトまであと1時間！間に合うかな？！」とバタバタしている時、お隣のファミリーが全く別の世界にいることに気付いたのです。
ケトルでお湯を沸かしてコーヒーをドリップして、優雅にカフェタイムを満喫していたのです。
それに気付いた私達は、あまりの衝撃に作業の手が止まり、ミーアキャット状態…
お子さんは年中～年長くらいの幼児が１人でしたが、慣れているファミリーはこんなにも違うのか！！！と衝撃を受けました。
我が家もいつかマネしたい！と思っているのですが、未だにチェックアウト時刻に間に合わせるので精一杯ですね…
夜の過ごし方
お隣のキャンプ慣れしているファミリー、そういえば・・・
などなど、時間の使い方が上手で、1泊なのにのんびり過ごせている印象でした。
「気温が下がってきたけど、まだ大丈夫」の段階ですぐに厚着したり、幕内にこもったりした方が良い、というのはこのご家族から学ばせていただきました。
ただ、私は未だに終始バタバタしたキャンプをしております。
キャンプ系YouTuberとの出会い
これは個人的に、かなり印象深いエピソード。
キャンプ中に撮影現場を見かける
キャンプ２日目の朝。雨も上がり、私は末娘を連れてトイレへ行きました。
トイレから出ると、なにやらキャンプ場の解説をしている男性と、それをカメラで撮影している男性がいました。
カメラの前で話している男性の慣れた様子を見ると、私が知らないだけできっとタレントさんなのだろう…と思いました。
でも撮影に使用しているカメラは小型だったので、地元のケーブルテレビとかYouTubeかなぁ？？
そう、実は私たちが大雨の中スプリングスひよし キャンプフィールドにチェックインした日は、DOD CAMP PARK KYOTOのプレオープンの日だったのです。
この撮影現場を見て、そういえば、「各メディアの方の受付はこちら」みたいな看板があった気がするなぁ…と思い出しました。
私は「頼む！末娘！転んで大声で泣いたりしないでくれ！」と心の中で祈りながら、末娘と2人で撮影している横をそーーっと通りすぎました。
キャンプ後にWebとYouTubeを検索してみる
キャンプを終えて、３～４日経った頃でしょうか。
「そうだ！キャンプ場で見たあの撮影は、どこのメディアだったのかな？」っと思い、WebとYouTubeを検索してみました。
・・・
・・
・
発見！！！この人だ！！！
サムネイルの写真だけで、確かにこの人だった！とすぐ分かりました。
動画には私と末娘がチラッと映り込んでいたり、私達のテント（+夫や子ども達）がチラッと映っているシーンがあり、家族で大盛り上がり！！
現在は、TENT MONSTERというチャンネル名ですが、この時はまだ「DODチャンネル」だったかな？いや、「Dおじチャンネル」？というチャンネル名で「DODおじさん」として活動されていました。
ほんとシャベリがお上手。
それを機にチャンネル登録し、なぁさんとのご結婚、テントレンタル事業の開始、ギリメンよっぴーさんとのコラボ、そしてチビモン君のご誕生なども陰ながら見守ってきました。
これからも応援しております！
大雨設営v.s.曇り時々小雨撤収を経験してみて
撤収時は晴れ間も見えつつ、時々ポツポツと小雨がパラつく程度の天気でした。
子ども達はシートの上に座って、のんびりジュースを飲んだりお菓子を食べたりしながら、時々手伝ってくれる…という感じでした。
サイト→車までの荷運びも、末娘も一緒に往復したり。
なんて平和なんだ！！！と思いましたね。
チェックアウト時刻に間に合わせるのは大変でしたが、雨設営と比較すると「雨が降っていないだけでこんなに心にゆとりが生まれるのか！」とビックリしました。
途中 小雨がパラついたり、最後の最後に少し雨粒が大きくなってシルバーシートがビショビショになっったりしたけど、「この程度は雨が降ったうちには入らない」と感じましたね。
たぶん撤収がこんな感じだったこともあって、帰りの車で「楽しかったねー！」と皆で笑いあえたのだと思います。
大雨撤収だったら、また違った未来が待っていたでしょう（ ＾ω＾）・・・
Colemanの2ルームテントをレンタルしてみて
夫と息子がスポーツ用品店で展示品を見て「広くていいね！」と気に入ったこともあり、Colemanのタフスクリーン2ルームハウス/MDXをレンタルしました。
この時、実際に雨キャンプで使った感想をザックリまとめると
というものでした。
まだ乾ききっていないテントやグランドシートは、泥や枯れ草も付着しています。それを畳んで、大人２人がかりでケースに収納。（私が利用したレンタルショップは、そのまま発送・返却してOKでした）
その大きさと重さに「これをマンションのベランダかお風呂場で乾かしてキレイにするのはとてもじゃないけど無理だぞ…」と思ったのです。
子ども達は「次はもっと大きいテントに泊まりたい！」と言うので、次回ゴールデンウィークのキャンプはogawaのピルツ19がレンタル候補に挙がりました。（その後はまた別の記事で…）
まとめ
以上、2022年3月の大雨ファミキャンデビュー戦の、あんな思い出・こんな思い出を振り返りました。
色んな反省と学び・思い出を経て、無事に次につながったのでした。
今こうして振り返ってみると、この「次のキャンプにつながる」ということは、ファミキャンデビュー戦として「大成功」したと言ってもいいのかもしれませんね！(*´▽｀*)
でも、これからテント泊ファミキャンデビューする人には、雨＆車乗り入れ不可サイトのＷパンチはやめておけ！と言います…
またまた長くなってしいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました！
感想などコメントいただけると、とっても嬉しいですヾ(*´∀｀*)ﾉではまた！
コメント
(‘ω’)ｱｻﾋｨ↓ｽｩﾊﾟｧ↑ﾄﾞｩﾙｧｧｧｧｲ↓
どうも。てんつーです。
やはり手のかかる幼児がいるのといないのとでは戦力に大きなアドバンテージがでますね。
我が家も２回目まではレンタルのテントだったですけど、「山の天気は変わりやすいので、小雨でも中止！」を徹底していたので、初雨キャンは初キャンプから１年以上は経過してましたｗｗｗ
その時は自分と子供２人だったけど、自家用２ルームテントで完全に建て方はマスターしていたし、長男坊がかなりの戦力になっていたため苦にならずイケた覚えがあります。
今は長男坊は部活に忙しくてキャンプどころではないのでほぼソロキャンですが、らいちゃんや下の子（戦力外ｗ）がいる場合はやはり雨キャンは避けたいところですｗ
(‘ω’)ｱｻﾋｨ↓ｽｩﾊﾟｧ↑ﾄﾞｩﾙｧｧｧｧｲ↓のてんつーさん、またまたコメント一番乗りありがとうございます！
てんつーさんも２回目まではレンタルテントだったんですね！やっぱりファミキャン用のテントをいきなり購入するのはハードル高いですよね。
小雨でも中止を徹底するとはさすがです！
雨ファミキャンは、それくらい慣れた段階であることとメンバーが本当に重要になってきますね～(^_^;)
てんつーさんのご長男は部活で忙しくてキャンプに行けず…ですか( ;∀;)さみしいけどあるあるですね。うちの息子はこの先どうなるかなぁ…
楽しく読みましたぁ
パパさんの格闘、ヒバリママの大格闘、そして２歳ムスメちゃんの予期せぬ行動に、あるよね〜って思ったり
キャンプ慣れしてる他のキャンパーさん達を憧れの眼差しでミーアキャットするのって、きっとキャンプしてる全員やってますね
和みさん、コメントありがとうございます！！
キャンプしに行ってるのに、大部分を育児に費やす2泊3日でしたが、ホントいい思い出です( ´∀｀ )
やっぱり初心者キャンパーは皆、ミーアキャットする場面がありますかね（笑）
私からしたら隣のファミリーは異次元すぎて、状況を理解するまでしばらくかかりました(;^ω^)
ヒバリママさん、お忙しいのに返事ありがとうございます！
本番前の模擬積載は感心したし、しっかりしてる性格出てますね(✿^‿^)
書ききれないくらい楽しく読んだしバックナンバーも初回作から読み返しますね！
本当に楽しく読めるブログですよ！！
和みさん
そんな風に言っていただけて涙がキラリ☆です( ;∀;)
バックナンバーというほど数がないのですが、これからコツコツマイペースに書いていこうと思っていますので、また時々見に来ていただけたら嬉しいです！
あ、ちなみに模擬積載は夫発案でした！荷運び～積載は夫がメインでやってくれるので、そこはさすが夫の意識が高かったですね( *´艸｀)
こんばんは～！遊びにきました
雨キャンには雨キャンの良さがありますけど、やはり大変なことも多いですよね（；^ω^）
特に帰ってからが本当に…
でもホント、キャンプって物足りなさとか失敗とか、そういった100%の形で終わらないのも次回への活力になりますよねー！
話変わりますが綺麗なサイトテーマだなあって思って見てたらこれCocoonなんですね！
センス良きです️
しょうがさん！お越しいただきありがとうございます！！
設営終了後に降り出して、夜寝る前くらいに上がる雨だと、いいとこ取りの雨キャンができますね( *´艸｀)
キャンプ後の「次はもっと…！」ってやつ、ホント大事なエッセンスなのだと思いました。
え！しょうがさん、Colemanマスターシリーズのコクーンじゃなくて、テーマのCocoonもご存じなんですね！？しょうがさんもブログ書いてますか？？
どなたかがカスタマイズしたデザインをCocoonの設定画面で選択できるので、そこから選ばせてもらいました(^^♪
ほんとそうですね！
そして翌日は朝から晴れてくれたら、テントとかタープもけっこう乾いてくれるから言う事無しです！笑
はい、むしろWPテーマのCocoonのほうが馴染みあるかもしれません
ブログはいま書いてないのですが、生業でWebに関するいろんなものを作ったりしてるもので笑
生業でーー？！
それは今度是非詳しくお話聞かせて下さい( *´艸｀)
意外と？仕事はインドア中のインドアだったりします～笑
ぜひぜひいつでもー！ブログ界隈の話題でも全然ついていけますのでよろしくお願いしますー！