のんびり飲む☆夏のおうちビールに最適な保冷グラス・タンブラーの比較実験

ヒバリのネタ帳

ビールは好きですか?家飲みが好きですか??

私は大好きです\(^o^)/

お風呂を済ませてからダラダラのんびり飲むビールは最高ですよね!!

どこにも旅行に行けなかった2025年…夏。私は大人の自由研究に取り組んでみました。

ビール用のグラス・タンブラー研究のきっかけ

私達夫婦は共にビール大好き。

今まで色々なビアグラスやタンブラー、ジョッキを購入して使ってきました。

商品それぞれに良し悪しがありますが、個人的には「自分のペースでのんびり飲んでも、最後までビールが冷たいこと」が最重要ポイントです。

夫婦で飲んでいると本当に分かりやすいのですが、夫は飲むペースが速く、私は飲むのが遅いのです。

改めて確認したところ、夫は1缶目のビール350mlを約5分で飲み干すのですが、私は約20分かかります。

2缶目の缶ビールは、夫は約15分、私は約60分

私が1缶目を飲み終える頃、夫は既に2缶目も飲み切ってしまうのです。

だから私は保冷力があるビアタンブラーを好んで使っているのか…!と改めて気付かされました。

ヒバリ
ヒバリ

よし!家にあるビアタンブラーの保冷力をしっかり数値化して比較してみよう!

比較実験するグラス・タンブラーの紹介

今回は我が家で愛用中のガラス製タンブラーと金属製タンブラー、そして缶ホルダーの5種類を使って保冷力の比較実験をします。(+缶ビールそのままも併せて比較します)

まずは、各スペックを一覧にまとめておきます↓

メーカー・ブランド
商品名
税込価格
(※1)
重量
(※2)
容量
(※3)
材質
ダイソー
真空2重ステンレス缶ホルダー
550円149g350ml缶
適合サイズ
ステンレス鋼
SANKA
パイントグラス
2,680円431g461mlガラス
bodum
ダブルウォールグラス
3,651円
2個セットは4,434円
209g436ml耐熱ガラス
THERMOS
真空断熱タンブラー
3,300円394g400mlステンレス鋼
新光堂
純銅赤銅仕上手打ちタンブラー
19,800円327g512ml
※1…2025年現在 販売中の同等商品の税込価格(マイナーチェンジしている物もあり)
※2…自宅キッチンスケールでの実測値
※3…商品ページ記載の容量ではなく、満水状態に水を注いだ状態の実測値

ビアグラス・ビアタンブラー保冷力比較の実験方法

私のペースでビールを飲んだ場合、最初のひと口中間点最後のひと口では、ビールの温度がどのように変化しているのか?

料理用の温度計を使って、実際に計測して比較します。

保冷力比較の実験方法
  • 5つのタンブラーと缶そのままの6パターンを比較
  • 気温や湿度を同条件にするため、6パターン同時進行で比較
  • 缶ビールだけでなく、タンブラーも同じ冷蔵庫でしっかり冷しておく
  • 1缶目は冷えたタンブラーに注ぐが、2缶目は引き続き同じタンブラーにそのまま注ぐ
  • 1缶目は約20分で飲み干すスピード、2缶目は約60分で飲み干すスピードでビールの温度変化を確認する

ビールの温度計測にはTANITA(タニタ)の料理用温度計「デジタル温度計TT-583」を使用します。

実験するリビングは、気温27.7℃・湿度60%くらい。

真夏に冷房を効かせているので、この実験中ほぼ一定です。

さてさて、、、

ヒバリ
ヒバリ

1缶目の最初のひと口は、銅のタンブラーに注いだものが一番冷たいのでは??

ヒバリ
ヒバリ

1番「保冷力」があるのは、①のダイソーの缶ホルダーか、④のサーモスの真空断熱タンブラーのどちらかかなぁ?

こんなことを予想しながら、いざ、実験開始!!

ビール1缶目(約20分)の比較実験

ビール1缶目の比較実験の手順
  • 前日準備
    ビール、タンブラーを全て同じ冷蔵庫内で冷やす

  • 前半①
    乾杯直後の1口目のビールの温度を確認

    冷蔵庫から出してすぐの缶ビールの温度と、冷えたタンブラーにビールを注いだ直後の温度を計測

  • 前半②
    約10分後のビールの温度を計測

    約10分かけて半分くらいに減った状態のビールの温度を計測

  • 前半③
    約20分後のビールの温度を計測

    もう少しで約20分経過…という頃(開始から18分後とする)に、グラスの底にあと2~3口分だけ残っているビールの温度を計測

冷蔵庫から出してすぐのビールの温度と各タンブラーに注いだ直後の温度

缶ビールを冷蔵から出してすぐ温度測定!4.1℃と4.0℃です。

測定しながらも±0.1℃はチラチラ変化していたので、誤差の範囲かと。同じですね。


↓お次はガラス製のタンブラー。

こちらも5.5℃と5.4℃とほぼ同じですが、さきほどの缶そのままより1℃以上もビールの温度が上昇しています!

ヒバリ
ヒバリ

いつものように、アサヒビール工場で学んだ注ぎ方(※アサヒビール「おいしい缶ビールの注ぎ方は?」参照)で注いだのですが、約30秒はかかります。空気にも触れることで少し温度上昇したんでしょうね。


↓続いて金属製のタンブラー。

先ほどのガラス製タンブラーより、さらにビールの温度が上がっています。

ヒバリ
ヒバリ

そうか…。金属の熱伝導性のよさで、室内の空気中の温度がビールに伝わってしまうのか…?

6.5℃と6.3℃は誤差の範囲でしょうか…?それともやはり優れた熱伝導率をもつ銅は手のぬくもりも伝わって最も高い温度になったのか…??

約10分後、半分くらいに減ったビールの温度

約10分後、半分くらいに減っている状態のビールの温度です。

↑ダイソー保冷缶ホルダーの効果がハッキリ出ていますね!

↑ガラス製タンブラーに関しても、ダブルウォールグラスの方がビールの温度が低いです。

↑ここでやはり銅製タンブラーの温度上昇が目立ってきます。

ヒバリ
ヒバリ

ちなみに7~8℃くらいでは、実際にビールを飲んでも「ぬるくなった」とは感じません。私は。

ヒバリ
ヒバリ

しかし、10℃を超えてくると「少しぬるいかな?」と感じました。特に一番冷たさをキープしている保冷缶ホルダーと飲み比べするとその違いはハッキリしますね。

約20分後、残りあと2~3口のビールの温度

私は約20分で1缶を飲み切るのですが、あまりにビールの残量が少なくなると計測しにくくなるので、少し手前(開栓から約18分後)で温度チェックしました。

↑缶のままは12.3℃で、ハッキリと「ぬるくなった」と感じます。

一報、缶ホルダーはまだ6.3℃。これくらい差が付くとかなりの保冷効果を実感できます!

↑ガラス製タンブラーも12.0℃となりましたが、ダブルウォールグラスは8.8℃。飲み比べるとしっかり違いを感じます。

銅製タンブラーはなんと17.0℃とだいぶぬるくなっていますが、THERMOS真空断熱タンブラーはまだ7.6℃!

先ほどのpodumダブルウォールグラスより、THERMOS真空断熱タンブラーの方が1℃近く冷たいですね。

ヒバリ
ヒバリ

17.0℃はさすがにハッキリ「ぬるいっ!!」と感じます

ビール2缶目(約60分)の比較実験

実際に2缶目を飲むときと同じ環境となるよう、引き続き同じグラス・タンブラーをそのまま使用します。(冷蔵庫で冷やしたり、洗ったりしません。)

缶ビールのまま&缶ホルダーは、1缶目とさほど変わらないはずなので省略します。

2缶目を注いだ直後のビールの温度

←4.8℃ と 4.4℃→

1缶目の時(冷蔵庫で冷やしたグラスに注いだ時)、5.5℃と5.4℃だったのに・・・

ヒバリ
ヒバリ

なぜ??

↑1缶目の実験の時と異なり、ガラス製タンブラーより低い温度になっている金属製タンブラー。

ヒバリ
ヒバリ

なぜ??????

ヒバリ
ヒバリ

ビールはすべて冷蔵庫の同じ高さの棚に保管していたのですが、手前と奥とで差が出てしまったのかも…?

約30分後、半分くらいに減ったビールの温度

約30分経過の折り返し地点!

さあ!順番に計測していきます!

やはり、冷えをキープしている順番は

  1. サーモス真空断熱タンブラー
  2. podumダブルウォールグラス
  3. SANKAパイントグラス
  4. 新光堂 銅製タンブラー

となっています。

約60分後、残りあと2~3口のビールの温度

開始から60分経過する少し手前(55分くらい)に、あと2~3口分残っている状態で計測します。

約1時間が経とうとする頃・・・違いはかなり顕著ですね。

21.6℃に関しては、もう喉を通りません(´;ω;`)

ヒバリ
ヒバリ

それにしてもサーモスの真空断熱タンブラーすごい!!

保冷力比較 実験結果のまとめ

タンブラーの保冷効果について

やはり保冷効果が高かったのはこの2つ↓

メーカーのイメージで言えばTHERMOSの方に軍配があがりそうでしたが、ビールをタンブラーに注ぐという行為を省略した方が、冷たさをキープできることが判明しました。

ヒバリ
ヒバリ

でも私は、缶の小さい飲み口から飲むより、タンブラーに注いだ方が飲みやすいし美味しく感じるんですよね。若干ビールの温度が上がったとしても、このひと手間はかけたい!

そして、真空ではないけれどそこそこの保冷効果があるのはbodum ダブルウォールグラスでした。

ヒバリ
ヒバリ

このダブルウォールグラスは、最近の1番のお気に入りです。ビールの色泡の状態を目で楽しめるところが好き!

実験方法の反省点

2缶目の60分間の実験でも、缶のみ&缶ホルダー使用の温度変化を記録しておけばよかった…というのが反省点です。

ヒバリ
ヒバリ

マンパワー(消費する人数)の限界がきて省略してしまったのです

あとは、冷蔵庫内でのビールの保管位置。

冷蔵庫の奥の方は温度の低い冷気が直接当たるので、元々のビールの温度にバラツキが出てしまった可能性も( ^ω^)・・・

飲むスピードと使用するタンブラーの相性

私の夫のように、1缶を5分~10で飲み切るキンキンに冷えているビールが好き!という場合は、銅製タンブラーは最高です。

タンブラーを持つからも、タンブラーに当てたからも冷たさを感じられますからね。

ヒバリ
ヒバリ

キンキンに冷えてやがるっ…!!

カイジごっこができちゃう(*•᎑<*)ー☆

そして私のように1缶飲み切るのに20分~60分もかかる場合は、保冷力のあるタンブラーや缶ホルダーを使用しないと、途中で「ビールが美味しくない(´・ω・`)」という状態になってしまいます。

ヒバリ
ヒバリ

特に銅製タンブラーだと、手に持った時はヒンヤリしているのでに、口に含んだビールはとびきりぬるくて、そのギャップにビックリしました。

あとがき

もしかすると、私は飲むのが遅いから保冷効果のあるタンブラーを好んで使っているのではなく、保冷効果のあるタンブラーのおかげで自分のペースでのんびり飲めるようになったのかも…?なんて思いました。

ヒバリ
ヒバリ

昔は「ビールがぬるくなる前に飲み切ろう!」とオーバーペースで飲んでいたのかも…(=飲みすぎにつながるよね)

以上、どなたかのビールグラス・ビアタンブラー選びの参考になれば幸いです!

コメント

  1. てんつー より:

    (‘ω’)アサヒィ↓スゥパァ↑ドゥルァァァァイ↓
    てんつーでございます。

    キャンプ時のBEERは缶ホルダーに入れて飲みますが、家では缶のままが殆ど。

    やっぱ冷たいビールは暑い時期こそが最高です。
    ・・・と言いながらも年中(‘ω’)アサヒィ↓スゥパァ↑ドゥルァァァァイ↓なんですがねw

    余談ですが、アサヒHDがハッキングによりシステム障害が続いてます。
    その影響か、店頭から(‘ω’)アサヒィ↓スゥパァ↑ドゥルァァァァイ↓が消えつつありますし、モンスターエナジーなんかもアサヒ飲料からなんで顕著に店頭在庫が減ってますね。
    一日も早く復帰して欲しいなと思います。株価は先に戻りはじめましたけど(爆

    • ヒバリ ヒバリ より:

      (‘ω’)アサヒィ↓スゥパァ↑ドゥルァァァァイ↓のてんつーさん!いつもありがとうございます!!( ´∀` )
      インフルエンザでくたばってて、コメントいただいていることに気付くのが遅くなりました(笑)

      てんつーさん、缶のまま飲む派なんですね!私、家なら絶対グラスか何かに注ぎたい派です!缶のままだと、ちょっと飲みにくくないですか??
      私も年中ビール派なんですが、寒い屋外ではとたんに飲めなくなりますね(^_^;)身体がどんどん冷えて余計に寒くなるのがハッキリ分かりますよね(笑)

      そうなんですよ!サイバー攻撃のニュース見て、ビックリしましたよね!Σ(゚Д゚)私がいつもお世話になっている生協の宅配は、アサヒの商品は注文受付不可になってました(T_T)
      ああいうのって犯人逮捕するのは不可能なんですかねぇ(-ω-;)
      アサヒにしてもアスクルにしても、年内には通常運転に戻れるといいですね。

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